連弾のレッスン①

忙しい中通って来てくださる大人の生徒さん達、レッスンではエチュードやクラシックの様々な作品の他、必ず連弾課題を(人によっては2、3曲)弾いています。

連弾課題はいろんなジャンルから弾きます。

クラシックでしたら、ある程度弾ける方にはまず

“ドビュッシー：小組曲” をお勧めします。

！！

「連弾といえば、ブラームス:ハンガリー舞曲 でしょ！？」

確かに定番中の定番、ですね。

実際、コンサートでも「ピアノ・デュオっていうからハンガリー舞曲と思った」と何人もの方にいわれます。

おそらく…あまりにも有名過ぎて、

「連弾 弾きたいです！」ってウチにいらっしゃる方は、すでにブラームスは弾いているのです。

クラシックのピアノ連弾オリジナルの曲集でドビュッシーを推すわけは…

＊ 第1曲:小舟にて 早速セコンドからプリモへとフレーズ の受け渡しがある→ 連弾を弾いていくのに大切なポイントを学べる

＊ 2拍3連のリズムをセコンドとプリモで合わせる→ドビュッシー苦手という方も、連弾だとこうゆうリズムに入りやすいらしい

＊ それぞれの曲に特徴があって、どう表現しようか考えて話し合う→ アンサンブルで大事なイメージの共有

＊ 全4曲と多過ぎず、取っ掛かりやすい→組曲を一つの作品として仕上げやすい→組曲としての連弾 の記事

他の連弾オリジナルの曲集だとラフマニノフ:6曲、マメールロワ:5曲、フォーレのドリー: 6曲など、もちろんこちらも弾きますが、単品が多いです。

もっとも長年来てくださってる方は、この辺りの曲もひと通り弾いておられるので、いい連弾曲ないかなぁ、と常にupdateをこころがけこれがまた楽しいのです